この事例の流れとポイント

お客様（A社様）は、これまでカイト（凧）を扱ったことはありませんでしたが、その先のお客様（B社様）に対して、新たなジャンルの商品を提供したいということで新商材を探しておられました。

そこで、弊社が輸入実績を持っているカイトに白羽の矢が立ちました。

ただしB社様に関しましては、既に別ルートでカイトを導入されており、それに対抗できるようなメリットを提示する必要がありました。
メリットとは、『価格』『品質』や『他の商品には無い付加価値』です。

子供の玩具であるカイトは、どうしても低価格帯が求められるため、必然的にA社様やB社様への納品価格も幅が限られます。
そこで弊社では、『競争できる価格』と『品質』にターゲットを絞りました。

商品についてはB社様が現在扱っておられる商品の規格をベースに研究、開発を行いました。
その過程で、既存商品に品質的な不具合が見つかった場合は、A社様に相談して改良を行いました。
少しでも品質を良くし、エンドユーザー様の満足度を高めるのも一つの方法だと考えました。

お客様からご用意頂いた商品の品質管理情報も多岐に渡ったため、大量生産に入るまでに時間を要しましたが、納期に間に合うように製造し納品することができました。