この事例の流れとポイント

商品のイメージは、お客様から写真で提供されたため、弊社・メーカーともイメージがつかみやすかった反面、如何に写真イメージに非常に近い仕上がりを提供できるかが最大のポイントでした。

また、すでにある商品を「オリジナルで製造したい」ということですから、「“市場価格”と比較してこのくらいの価格ならば、プライベートブランドで作る価値がある」という製造価格を想定しておられました。

従って、お客様の希望に沿った価格の提示をするために、メーカーに対してはかなりの価格交渉をする必要があり、お客様とメーカーの両者から、価格の了解を得ることができるまでに1か月程度を要することになりました。

その後、メーカーが型を起こすのに半月程度、さらに製造に約3か月かかり、製造完了から日本の荷渡し場所まで、20日程度かかったため、受注から納品まで合計約5か月後の納品となりました。

納品までの期間は、ケースによって大幅に変動します。この事例は初めての工場であったため、取引開始までの時間が長くかかりましたが、取引が２回目以降のメーカーでしたら、最初の交渉時間は１～２週間程度に短縮できます。また製造工程に関しても、同じ商品で２回目以降の発注に関してはすでに型がありますので、その分期間の短縮が可能です。